『ゆる読書』とかいう本を出す人間のゆるさとは無縁の6月
5月6月に作業が怒濤のように押し寄せた結果、またもNewsletterが滞ってしまった。何をやっていたのか?
毎年夏に出る『電子書籍ビジネス調査』の2026年版(まだ告知ページすらない)のために十数社に取材し、私の担当分だけで15万字以上執筆。各社のプレスリリースやIR(投資家向け広報)資料など、既報からまとめる部分も多いものの、今年は狭義の「電子書籍」市場から広義の「デジタルパブリッシング」市場を扱った報告書にフォーマットを新規に作り直したこともあり、文字数以上の負担。ただかなりおもしろいと思うので、企業の方はお買い求めいただければ。個人で買うような値段ではないため、個人の方は都道府県立図書館などでお探しください。
それから、8月に出る本のゲラ作業。この本、サブタイトルに「読書推進」という言葉が入っているのですが、読書推進に携わるすべてのプレイヤーに読んでもらいたいと思っています。総ルビです。
名古屋NBCとジュンク堂池袋本店で刊行イベントが決まっています。詳細ページができたらお知らせします。
さらに
『若者の「読解力崩壊」というウソ 「教科書も読めてない?」と不安になったら読む本』(仮)と
『文章からAIくささを消す方法 ポン出し原稿の直し方とAI文体の見抜き方』(仮)
という2冊の新書の締め切りが6月末に重なり、これも脱稿。
加えて6月中旬に長野県に出張。バリューブックスの上田市の倉庫取材(「輸送経済新聞」連載)と長野県書店商業組合の総会での講演。
それから来年初頭には出す予定の『見てわかる 小中高生の読書史(仮)』のために学校読書調査の結果をExcelに移し替え、さらにメタデータ(情報)をリッチにし、Claudeに分析ツールを作らせる作業を毎日少しずつ実行中。

こういうのがいろいろすぐわかる。ただ学校読書調査の小4~高3の「読んだ本」上位のデータを整理すると1956~2015年までの60年分、セルにして3万行、書名約3000タイトル分の情報を入力・チェックする必要があり、作るのに気が遠くなるほど時間がかかっているという……まあでも作業ももう終盤。たぶん。
くわえて原稿を書いたり取材を受けたり講演に登壇したりTVに出たり。
100人以上ご参加いただきました。ありがとうございました。また定期的に中身をよりわかりやすく、伝わりやすくして実施していきたいと思います。
こちらも7月下旬までアーカイブ販売しています。
「子ども・若者のマンガ離れ」でテレ東に出ました。が、他の仕事で疲れ切っていた……。
このネタ、世の関心があるなら本にまとめたいですね。実は読書調査や購買調査ベースのマンガ史、マンガ読者史の本はないんですよね。
月刊こども本の連載では
5月号 国家総動員体制下「読書指導」の反復としての「悪書追放運動」
6月号 文庫盛衰の「語り」と学校読書調査の「数字」との乖離
7月号 「読書推進」と国語科における「読書指導」の距離
を扱っています。
月刊「第三文明」2026年8月号の「特集 本と生きる」にてインタビューを受けました。特集では
出版文化を未来に残すために 今村翔吾
本屋の形はもっと自由でいい 田口幹人
読書をカジュアルに捉え直す 飯田一史
という、私もよく知るお二方と並んでいます。
Yahoo!では記事やトピ(まとめ)、コメントを月初と月末を中心にちょこちょこ書いています。
あとは
5/28に選考委員を務めた電流協アワード授賞式に参加。
5/26に杉並区中央図書館にて図書館職員向け勉強会にて講演「書店と図書館の連携」
6/24に埼玉県図書館協会総会で記念講演「10代の読書実態とニーズ」
という感じでした。
『これからの時代に本を売るにはどうすればいいのか』で「本を作ることと売ること、執筆・制作と宣伝・販売は両輪。出版社や著者は後者にもっと力を入れるべき」と書いた人間としてあるまじきことに、多忙で本の宣伝活動が止まっていたのですが(気持ちと時間に余裕がないとムリだった……)、やっと通常営業に戻ったのでSNSへの投稿も再開していきます。
今年下半期やそれより先のスケジュールはまだ余裕がありますので、お仕事でもそれ以外でも気軽にお声がけください。
9/15 神奈川県・小田原にて講演
12/7 宮崎市にて講演
12/8 三重県津市にて講演
と出張予定があります。近隣・近県にて前後の日程でイベント、講演、取材、とりあえず会って話したいなどご希望される方はご相談ください。
来週からは頻度も戻し、告知のまとめではないエッセイやオピニオンなどを書けたらと思っています。
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